VOICES
|社員紹介|
技術者として大手企業とわたり合う
いち早くそんなやりがいを経験できる
技術部 設計グループ / 2021年入社
小原 拓海
Kohara Takumi
出身は徳島県。大学では光工学を学んでいた。技術者になるには県外に出るしかないと思っていたが、同社に出会い、地元での就職を叶えた。多趣味を自認する小原さんは休日も忙しく、アウトドア・実家の家庭菜園・オンラインゲームとプライベートも充実している。
地元徳島で先進的、かつ規模の大きな仕事に携われることが入社の決め手になりました。当社は中堅企業ですが、リチウムイオン電池の製造設備を主力事業にしているため、取引先は大手ばかり。また、少数精鋭なので若手もいち早く活躍でき、私も入社2年目から大企業の開発者との設計会議に参加させてもらいました。
上司の指示を受け、設備の一部となるユニットの機械設計を行うのが私の仕事です。1年目に部品図の作成や不具合のあった図面の改定を経験しながら知識を蓄え、少しずつステップアップ。段階的に仕事を学べたので、3年目の今は自信を持って設計できるようになりました。やりがいを感じるのは、街中で電気自動車を見た時ですね。「あの車の電池は自社の設備から生まれたんだ」と思うと、とても誇らしい気持ちになります。
まずは目の前のことを確実にやり遂げることが目標ですが、ゆくゆくは上司のような知識と技術を併せ持つ技術者になりたい。そして、自分が入社間もない頃に図面の引き方、教科書には載っていない精密機械の原理原則から教えてもらったように、後輩の指導もできる存在を目指しています。設計、製造、営業など社内各部署が密に連携してモノづくりに挑む丸井産業はチームでゴールを目指す醍醐味も味わえる企業だと思います。
一品一様の設備の組立はいつも新鮮
苦労も、終わればそれがやりがいに
製造部 / 2011年入社
桑原 康記
Kuwahara Koki
徳島市出身。飄々とした風貌とは裏腹に、中身は至ってまじめな桑原さん。食わず嫌いの中華料理に海外出張中に挑戦し、小籠包のおいしさにノックダウン。以来、国内でも中華を好んで食べるそう。休日は奥さまの買い物に黙って付き合うのが、家庭円満の秘訣だとか。
イラスト専攻から一転、会社見学をきっかけに精密機械の世界に目覚め、入社を決めました。しかし、最初は知識もなくて苦労の連続…当社は一品一様のオーダーメイドが基本なので、毎回異なる設備を組み立てる仕事は正直大変でした。入社5年目まではアシスタントとして上司の仕事を見て学び、初めて担当を持ったのは6年目。指示されたことをやるのと、一から自分で考えてやるのとは大違いで、当時はまた振り出しに戻ったような気持ちになりました。
13年目の現在も、30年のキャリアを誇る先輩方に比べればまだまだ。でも、仕事に手ごたえを感じることは増え、3カ月かけて自社工場で組み立てた設備をお客様先で1カ月かけて据付・調整を終えた時は清々しい気持ちになります。終わった!と思っても、不具合で調整することもあるんですけどね(笑)。
コロナ前は中国・アメリカ・インドネシアなどへの海外出張も頻繁にありましたが、今はまだ少なくて。年明けに中国出張があるので、とても楽しみにしています。現地で仕事を終え、みんなで食べる中華料理が最高なんです。後輩も増えてきたので、今後は部署のムードメーカーになり、みんなが一致団結して仕事ができる環境をつくるのが私の目標です。
全社一丸となるチームワークが魅力
将来は誰からも頼られる営業に!
営業部 / 2021年入社
小西 涼太
Konishi Ryota
徳島市出身。学生時代のボランティアで培ったフットワークを活かし、新規開拓に注力。徳島にいながら各地に出張できるのが魅力と語る小西さんは、ご当地グルメの開拓にも余念がないと教えてくれた。プライベートでは最近、有名連に入り、阿波踊りに力を注いでいる。
学生時代にボランティアに参加してNPO法人の方々とふれあうなかで、CO2削減など環境・エネルギーに興味を持つようになりました。当社を選んだのは各種設備の提供を通じて社会に貢献できることと、人とのつながりを大切にする自分の個性を活かせると思ったからです。
私は営業として関西エリアの既存顧客のフォローを中心に、新規開拓にも携わっています。前者では納品後の設備の不具合改善や調整、新たな設備増設の情報収集を、後者では既存顧客内でのシェア拡大、紹介を通じた開拓が主な業務です。お客様によっては出張を伴うことがあるので事前準備と迅速なレスポンスを心掛け、ニーズに確実に応えることを重視しています。
これまでで最も印象に残っているのは初受注案件です。お取り引きが少し途絶えていたお客様にアプローチして電池の検査装置を納めたのですが、この時、上司に加え、設計・製造の方々も商談に同行してくださり、全社一丸となる熱量で受注することができました。みんなで勝ち取った契約はとても嬉しく、大きなやりがいにつながりました。今後もコツコツと活動を続けて成長し、将来は「小西に聞けば何でも分かる」と頼ってもらえる人材になるのが目標です。